
DXが叫ばれてけっこう立ちますが、日々の業務に忙しくなかなかデジタル化できないのが現状と思います。
プリザンターという、ノーコード・ローコード開発ツールでの業務改善について記事を記載していきたいと思います。
「プリザンターってなに?」という方、こちら、プリザンターとは を参照ください。
簡単に特徴をまとめると、下記になります。
- 商用利用でも無料でつかえるWebデータベースです。
- 簡単なアプリならコーディングせず作成することができます。
- APIを用いて他のツールと連携できます。
では、まず何をすればよいでしょうか?
そう、プリザンターを動かすパソコンを用意、プリザンターを動かすことから始めます。
システム構成
デジタル化のためのシステム構成を下図の構成とします。
H/W構成

PC1:プリザンターを動作。
外部USBストレージ:プリザンターを含むVMをバックアップ。
PC2:プリザンターにアクセスするクライアント。
無線LANルーター:ネットワーク。
S/W構成

AlmaLinux上に、VM AlmaLinuxを動作。
VM AlmaLinux上で、プリザンター動作させます。

Windows 11
プリザンターにアクセスするクライアント。
特に指定しません。
インターネットに接続でき、PC1とは、有線LANで接続し、PC2とは無線LANで接続することを想定。
IPについては、DHCPを用いるのか静的に割り振るのか適宜決めてください。

プリザンター
プリザンターは、商用利用でも無料で使えるCommunity Edition を利用します。
ただし、下記制限があります。
- データ項目6種類、それぞれ26個まで利用可能。
- サポートがない(有償サポートはあります)。
※有償サポートは受ける気はありません。
今後の記事にて、Almalinuxのインストールからプリザンター動作確認までを紹介します。
その後、テーマ毎にプリザンターの利用方法を紹介します。

AlmaLinux
AlmaLinuxは、CentOSの後継として開発されたオープンソースのLinuxディストリビューションです。
CentOS 8のサポート終了が発表されたことを受けて、2021年にCloudLinux社によって立ち上げられました。
より詳しい情報は、専門の説明サイトを参照ください(検索してね)。

KVMとVM
KVM(Kernel-based Virtual Machine) は、AlmaLinux上で利用可能な仮想化技術です。
KVMはLinuxカーネルに組み込まれており、高速かつ効率的な仮想化を実現します。
AlmaLinuxでは、KVMを使用して複数の仮想マシン(VM)を実行できます。
これにより、1台の物理サーバー上で複数の独立したシステムを構築可能です。
より詳しい情報は、専門の説明サイトを参照ください(検索してね)。